某山中・・・
いつもは誰も通らない道路を使いレースをしているが、辰馬がシチューエーションを
変えて山中で俺とレースをしてみたいと言う事なので、俺と辰馬は勿論、高杉、桂、新八、神楽・・・
あとどこで知ったのかいつも通りのザコジャンキーや野次馬などetcが来て、レースはまだかとしている

「あらま
何でこんなに観客が・・・

「いやぁ〜なんでじゃろ〜
わしが大声で桂と金時と山中でレースするゆーたからじゃろうか

やっぱり・・・
絶対辰馬以外のメンバーはそう思っただろう
坂本はいつも自分では解ってないようだが俺らがいつどこで誰とレースを
するか自慢するように大声で話している
だから大学の中では生徒で俺らがジャンキーだと知らない奴はいない
幸いだが何故かさっちゃん以外の教員は知らない本当に不思議だ。
もしかしたら さっちゃん・・・

いやいやそれはないと願いたい




「金時〜ほらっ
早くマシンに乗らんのかー

「おうっ」

坂本は自分の愛車に乗り、いつでも準備OKな状態だ。
俺も言われて急いで自分の 愛車に乗り込む。
スタートラインまで行き、新八の合図を待つ。あいつ合図出来るのかな

そして新八の合図が上がり、一斉にスタートした。



今回は2周を走り、どっちが先にゴールするかの簡単なルール。
勿論、車VS
二輪や二輪VS二輪でレースするのもありだ。
ルールも色々あるが最近「ゴール&バルーン」が流行だ。お互いのマシンのケツに

風船をくっつけそれをマシンで潰したりして割るかゴールするかで勝負する
先頭を切って走ってるやつもスリリングなルールだ。
風船を割られる所か後ろから突っ込まれて下手すれば事故になる可能性もある。
実は高杉がその事故の被害者。
レース中に誤って突っ込まれ事故が起きてしまった。その上運悪く、片目をなくした。
車は現在修理中でそろそろ直るらしい
だが片目は車と違い一生見えないものになってしまった
片目の障害を持っても運転をやめず、ジャンキーを続けている
勿論こういう場だけだけど・・・
だから高杉の気持ちを考え、俺達は普通のルールでしか走らない事を決めた




・・・と、気付くともう1周半走り終わっていた
当たり前だが俺は先頭を切っていて、辰馬は少し離れて後ろにいる。
少しでも気を抜けば抜かれてしまう・・・だけどもうゴールが近い。

今日も俺が勝ちかな・・・

とふと思い、サイドミラーを見てみた。
驚いた事に車が隣をピッタリ走っていた



誰かが乱入して来たのか?




を抜かないよう少し焦っている頭を働かせた
何でだ?今は一般車両はもう通らないはずだから違う・・・
竜馬が追いついてきたのか・・・
バックミラーを見ると竜馬の乗った車が後ろを走っている

それじゃ、誰が
??

しかも数分も俺の横をピッタリ走るなんてただ者じゃない・・・
こんなすげぇ野郎は久々だ・・・燃えてきた!!
俺は竜馬とのレースを忘れ、謎のマシンとの一騎打ちに集中した
向こうもペダルを踏み、スピードを上げる。
すぐにカーブだから少しでもスピー ドを落とせばこっちの物だ。
カーブに差し掛かってもスピードを緩めず軽やかにカーブを曲がりきる・・・

信じられない。
俺みたいな奴がいるなんて・・・

俺も実はカーブの時でもスピードを緩めず曲がりきる。
そのブレーキで落とすか 落とさないかで勝負が決まるからだ。
このカーブを曲がった後すぐにゴールだ。スピードはMAXに近い・・・





そしてほぼ同時にゴールインした。




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