ゴールした後
俺達より数秒後竜馬がゴールし、俺の愛車の横に止めた。
俺と辰馬はそれぞれの愛車から降りると新八や神楽、桂、高杉が寄って来た。
心配してくれたみたいだ。

「やっぱ銀さんのノーブレーキカーブ綺麗でしたね」

「出来ない奴は人一倍いや二倍も褒めるアルね」

新八はそれはどういう意味!?と神楽に言い寄るが辰馬が止めに入った。
さすが年下の扱いは巧いな・・・それよりも

コンコン

「もしも〜し」


さっきまでレースをしていたマシンの窓を中にいる
ジャンキーに開けてもらうよう軽くノックする。
走行中は解らなかったが車は黒塗りで窓も外側から見えないようになっている。
するとドアが開き、ジャンキーが現る。
ロングヘアーで帽子を被り、サングラスを掛けていた。
ほんのり香水が漂ってる・・・

「あのよー…急に乱入は危ないと思うんだよね〜;俺驚いちゃったよ」
何言ってんの俺;気まずっ・・・
まぁ・・・確かに急に乱入されてビビった。辰馬も驚いたはずだ
それに乱入は禁止ルールになっているはず・・・
禁止ルールにも実はいくつかあっ、。乱入はその一つ・・・
犯した場合、1週間レース禁止になっちまう
そのぐらいザコジャンキーでも解っているはずだ
だけどこのジャンキーは悪気もなさそうな表情で俺を見ている(のか?)

「・・・とにかく危ないからこれかうあっ」

えっ?あ!?何々!?!?俺そんな気を触る事言った??んな事ねぇよな!
だけど何これ?サングラの男の顔が近いんですけど??



口に柔らかいのが触れてるんですけど!!?!
離れたくても俺の頭部にがっしりと抑えられて離してくれないんですけどっ!!




最後に唇を舐められ、スッと離れた。
俺も含め、今いる奴らも全員唖然とした顔をしてるだろう・・・
俺の顔に赤が差し、襟を捕まえようとしたが逆に取られてしまい
またかとギュ ッと目を瞑ると

「もうしねぇよ。期待したかの?」

ムカツク笑方だ。 笑われた・・・ん・・?からかわれたのか?
あぁ〜・・・どっちにしろコイツ無性にひき殺してぇ・・・
お願いだからそこに寝そべってくれ。300円やるからさ

「貴様…黒龍か?」

後ろからいつもよりワントーン低い声が聞こえた。ヅラだ

「ヅラじゃない桂だっ!!」

どいつもこいつも何で俺の心の声が聞こえるんだよ;
まぁヅラのこのお決まりセリフとかよりも俺の目の前の奴だ。
黒龍だって・・・?
違うに決まってる。ザコジャンキーでも知ってる
禁止ルールを無視した危ない奴だ・・・
だいたいジャンキーの風上にも置けねぇ奴が黒龍なんて・・・

「あぁ…確かに俺が黒龍だ」

・・マジかよ・・・;

変態でザコジャンキー以下のこいつが!?

「白龍がどんなモノか見定める為にレースに乱入した」

「禁止ルールをしてでもか?」

ヅラと黒龍が睨み合う。
その二人の空間に少しピリッとした空気が流れているのか
誰も口出しが出来ない

「あぁそうだ。そのぐらい白龍は価値があると思ったからだ。」

価値・・・ねぇ・・・別に普通に俺に言えばレースの1つや2つ・・・
こんな危ない事した上に一週間くらう事ねぇのに馬鹿かコイツ・・・

「それでだ。一週間後…1VS1で白龍…お前と勝負がしたい」

「はっ!?俺と?」

さっきレース(乱入レースだったけど)したから満足じゃなかったのか?

「まぁ …良いけど…ゴール&バルーンとかのルールなしの
 ノーマルレースしか俺しないよ?」

うん・・・こんな奴とルールありのレース何て危ないだろっ!
軽く俺死にそうだし! !それに高杉の事だってあるし・・・
ちらっと高杉を見ると黙って俺を見てる。
高杉だけじゃない、他の野次馬やザコジャンキーも俺のメンバーの奴らもだ。

「あぁ解ってる。じゃぁお前の用件も飲んでやったんだ。俺の用件も飲め」

コイツってかなり俺様野郎じゃね?
俺って意外にSだからそう言うの逆らいたくなっちゃうんだよねぇ・・・
まぁ今回はgive-and-takeって事だから聞いてアゲルよ


「解った。で、用件は?」






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