一週間後...
「マジねみぃ…」
「そうですねぇ…ホント今日は眠い程平和ですねぇ……
ってオイ!!前回と話し
飛んでんじゃねぇか!!」
「いやいや飛んでないよ?一応これ人気ないけど長編小説の5話目だよ?
よくも
まぁ管理人も趣味でつまんないながらもやり続けてるよなぁ。」
…ごもっともで;
「何ですかその5話とか…そんなのどうでも良いんですよ!!
どうすんですか!
あれ!!!」
新八が言うあれ……それは約1週間前の夜に遡る。
「俺の勝負に負けたら…白龍のジャンキー剥奪を要求する」
一斉にざわめき始めたのも無理もない
ジャンキー剥奪はマシン(車や二輪バイク)でレースをする事を禁止する上に
メンバーや他人のレースの観戦も禁止する事だ。
だがこの条件を出す事が出来るのは…
「噂は本当だったみたいだなぁ…」
ヅラの次に高杉が呟いた。
冷たい風が吹いたせいでくしゃみが出そうになる。
はぁー…寒い
「お前、サージメントだったんだな」
やはりコイツ向こうの奴だったんだ…どうりで偉そうで……
ってコイツが!?このヅラと見た目が被っててキス魔が!?
向こうもなに考えてんだよ!なんでこんな
奴採用したんだよ!
もしかして俺でも採用されんじゃね?
「とんでもねぇ…俺は雇われの身だ。まぁ今はまだ…な。
モノホンだったらもっとえげつない事ふいてるぜ?」
グラサンの奥に宿る瞳がギラギラ光っていた気がした
…俺らしくもねぇ;鳥肌たっちまったよ
「…冗談だ。だが1週間後のこの時間にレースする事は冗談じゃないからな。
もしも来なかったた場合は御上事になるぞ」
それってお前がチクるって事だよな;そんなに俺を束縛したいか!
俺が心の中のツッコミを入れてる間に黒龍は自分のマシンに乗り込み
何事もなかったように消え去っていった…
とまぁこんな事があって本当は打倒黒龍の為に練習しなきゃなんねーが
もう何かめんどくて…って言うと新八がキレるのであえて言わない
ここまで言われてしつこいとは思うが新八は新八で
俺の事を心配して言ってくれている訳なんだ。
でもやっぱり……
「めんどくせぇ…」
「めんどくせぇって何ですかアンタ!」
あー…ついに言っちまった。
次の瞬間殴られると思ったが拳が降ってこない。
新八の顔を覗いてみると...
「し、新八!?」
泣いてた
やべぇ…周りの奴らが見てるよ。いかにも泣かせてるようにしか見えない。
慰めようと腕をあげた途端、クンッと腕を捕まれた。
ギリギリと捕まれている腕が痛いくるりと振り返ると開いた瞳孔と目があった。
「おい、下級生いじめて楽しいか?」
さっきより開いてた瞳孔がガバッと思いっきり開いた…気がする
同じく先程捕まれた腕がギシギシと悲鳴をあげている
「ウ…ッッ…クッ…!」
おいおいこれじゃぁ俺が虐められてるじゃんっ!離せよっマジ痛いんだけど!!
「ピーガガガ…あ〜土方コノヤロウが好きな子虐めて喜んでます」
スピーカーをどこからともなく手にした新八の同級生の沖田君が
土方って奴の耳元で喋っている。
案の定、土方って奴は耳を塞ぐため、手を離したので俺は賺さず奴から離れた
「何すんだ!総悟ォォオ!!」
「土方さんの耳をダメにしようとしてたんでさぁ」
悪気もなかったようにイケシャァシャァと言いのける沖田君。
土方の怒りの矛先が俺ではなく、沖田君に向けられたようだ
沖田君を追いかけ回している
側で泣いてた新八も呆然とその様子を見ていた
「銀さん…すいません…急に泣いてしまって」
「いや、俺が新八の心遣いも気にせずにあんな事言ったのが悪い」
じゃぁ喧嘩両成敗だなと言うと新八はそもそも喧嘩してたって訳じゃぁ…と言う。
すると土方をまいた沖田君が戻って来た
「そういやァ旦那。黒龍に勝負挑まれたそうですねィ」
沖田君もあのレースを回覧していたのか...
それともどこからか流れた情報をキャッチしたのか…
「まぁそうなんだけど、それがどうしたの?」
「その勝負見に行こうと思ってましてねぃ」
沖田君は色々なジャンキー達のデータを趣味で集めて楽しんでいる言わば
ジャンキーコレクター…だと自分で言ってたような…
自分のマシンをあまり動かそうとしない
人のジャンキー情報はともかく
自分の情報が漏れるのが嫌なのだと思う
「今夜にレースと言う事で旦那に黒龍の情報を…と思っていたのですが
残念ながら一つもないんです。申し訳…」
その頃丁度チャイムが風に乗って鳴り響いた
少し冷たい風が少し心地よい
「鳴っちまいやがったか…それじゃぁ旦那。レース楽しみにしてやすぜ?」
ニッコリと笑い自分の教室へ戻って行った。
新八もこれから授業なのか、自分の教室へと戻って行った
さてと…俺はこれから打倒黒龍の対策を考えるか…
芝生の上に仰向けになって考える事にした
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